変わらぬ思い
ゴールデンウィーク最終日。今日は小林香織さんのライブを観に、目黒まで行ってきました。
小林香織オフィシャルサイト - Kaori Kobayashi Official Site
変わらぬ想い
ライブ自体の感想をいろいろ書いてもいいんですが、本題はそこではないのでちょっとパスするとして…。
香織さんの代表曲(って言っていいのかな?)に、「Nothing's Gonna Change My Love For You」っていう曲があります。
詳しくは知らないんですが、ジョージ・ベンソンのカヴァーですね。
邦題が「変わらぬ想い」というタイトルで、その曲を演奏されたときのMCで「自分がデビューしたころ、アマチュアからやっていたころから抱いていた想いは変わっていないな」「自分のポリシーや大切な人への想いが変わっていないことに思いを巡らしながらお聞きください」とおっしゃていました。
抱いていた想い。
ライブ終演後サイン会がありまして、その際に「香織さんの変わらぬ思いはなんですか」と質問をしてみました。その答えは「聴いてくれる人に楽しんでもらいたい」ということでして。
やっぱり、アーティストにとっての大事な想いはそこなんだなと思いました。
エンジニアが持つべき想い
ライブの帰り道、上の答えに思いをめぐらせていたら、以前DevLoveで束田大介さんのお話をお聞きしたときに、「プロジェクトを好きになる」「プロジェクトにのめりこむ」ことが受発注の必勝法だとおっしゃっていたのを思い出しました。
それはクリエイターだけでなくITエンジニア、そしてすべての人々にとって大事なことだなぁと感じましたのですが、その好きになる・のめりこむといったようになるための要素のなかには「使っていただく人に楽しんでもらいたい」「仕事助かってますよと思ってもらいたい」といったものがあるのではないかという考えが湧いてきました。
想いは変わっていませんか?
僕がこの業界に入ろうと思ったきっかけは、高校時代に坂村健教授の痛快コンピュータ学を読んで、坂村教授が描いた未来に自分も乗っかってみたいということでした。
- 作者: 坂村健
- 出版社/メーカー: 集英社
- 発売日: 2002/03/20
- メディア: 文庫
- 購入: 16人 クリック: 233回
- この商品を含むブログ (24件) を見る
その根底には、コンピュータ・インターネットを使ってみんなにもっと便利な仕組みを提供したいという想いがあったのかなと思っています。
いま自分はエンジニアとして仕事をしていています。「受託」という当時思っていた場所とは違う場所で働いていますが、直接お客様とかかわれるプロジェクトで「もっと便利になる仕組みを提供する」という想いを持って働けています。
なので、僕の場合「変わらぬ想い」は実現できているのかなと。そしてこれからも「変わらぬ想い」であるようにやっていこうと思いました。
このエントリを読んでいただいた皆さま。あなたの想いは変わっていませんか?