エバンジェリスト養成講座 #evaschool に参加してきました
12/17に日本マイクロソフト本社で行われた「エバンジェリスト養成講座」に行ってきました。
こちらの講座はすでに何回も開催されており、その内容も書籍化されています。
- 作者: 西脇資哲
- 出版社/メーカー: 翔泳社
- 発売日: 2011/09/07
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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僕はすでにこちらの本を読んでおり、著者の西脇さん(@waki)の講演を一度ライブで聞いてみたいなと思っていました。そこに折よく開催の告知が来たので、参加してきました。
今回もマインドマップを描いていて、西脇さんからブログでの公開許可を頂きましたのでこちらにて公開します。
(ただし、スライドのコピーは頂けるとのことでしたので、マインドマップにはスライド全体を反映させてはいません。全体を知りたい場合は書籍をお買い求めください。)
以下、いくつかまとめを書き残しておきます。
プレゼンテーションとは何か。
PowerPointで作ったスライドを使って話をするのがプレゼンテーションではありません。モノを説明するのがプレゼンテーションではありません。体験を語るのがプレゼンテーションです。
アメリカでは幼いころからプレゼンテーションの方法を教育されているそうです。「おばあちゃんからもらった大切なぬいぐるみ。私はこれをどれだけ大切に持ってきたか。おばあちゃんとぬいぐるみにまつわる思い出。それらがあるから、私はこれを今でも大事に持っている」というような想いを伝えるのがプレゼンテーションなのだそうで。
大切なこと
何を伝えるか。それは誰に、いつ、どこで、誰が、どのようにして伝えるのか。なぜそれを伝えなければいけないのか。それを先に決めることが大事であるということです。
その上で、どのような形のプレゼンテーションを行うのか。オーソドックスな形がいいのか。大きな一枚の紙でまとめるのか。流れるようなプレゼンテーションをするのか。を考えなければいけないとのことです。
情報システム部門の方に伝えるのか、経営層に伝えるのか。それだけでも方法は異なってきます。私たちが目指すのは経営層へのプレゼンテーション。そのためには、担当者に「上司に同じ内容のプレゼンテーションをしてください!」と言わせるくらい”完璧でクールで華麗な”プレゼンテーションをしなければならないということです。
プレゼンテーション技術は努力で身に付く
プレゼンテーションに特別な能力は必要ありません。誰でも出来ます。ただし、努力は必要です。本を買って、そこに出来そうなことからやる。いろんなテクニックを繰り返しやって、その結果を自分にフィードバックして考えてください。
西脇さんは「自分が一番努力した」という自負があるそうです。みんなも努力すれば出来る!若いのだから、大きなポテンシャルを秘めているのです。
そうおっしゃっていました。
また、そのプレゼンのテクニックを自ら社内勉強会を開いて伝えてきたそうです。自分でお酒とおつまみを自腹で買ってきて振る舞うことまでして。
ではどうすればいいのか
僕が言えるのは「本を買ってください。全部書いてありますから。」ということです。
でも、それでは「なんやねん」ってことになるので、いくつか書いておきます。
- 準備が大事。部屋に入り、プレゼンをして、帰るまでをイメトレするのが大事。大成功したときのイメージを持つ。
- 準備は手際よくやる。パソコンを立ち上げておく。PowerPointを立ち上げておく。そういった事前準備の手際の良さから見られている。
- 美しい言葉を使う。「汚い」ではなく「美しくない」。「見にくい」ではなく「見づらい」。
- つかみは最初の5分で決まる。前日のニュースや自社・相手会社のトピックスなどネタを仕入れておく。
やってみることが大事
「良い話を聞いた」では身に付かない。「○○したいと思います」ではなく「やる」と約束することが大事。とりあえずやってみよう。ということでした。
僕はまず、明日の会社の朝礼で、この講座で学んだテクニックを使います。
(宣言しましたよー!)