Create a new world

きっと誰もが新しい世界を作り続けているんだよ。

ITコミュニティ夏祭りでLTしてきました!

昨日、東京カルチャーカルチャーさんで開催されたITコミュニティ夏祭りでLTをしてきました。
すでにSlideShareにてスライドを公開しているので、こちらにリンクを貼るとともに、発表者ノートの内容も転記します。

発表者ノート

昨年9月にコミュニティデビューしました。それから1年が経つのですが、いまはDevLOVEでスタッフをやってます。あとはXP祭り2011っていうイベントの実行委員をやったり。リーダー塾っていうとこにもいます。この1年間の間にLTやショートセッションを合計3回やらせていただきました。
早速みなさんに質問をしたいのですが今日初めてイベント来たって方・・・って質問はされてしまったので。逆に勉強会バリバリ来てるぜって方、手をあげてみてもらえますか?
挙げてもらった方。今日する話は実践されてると思いますが、暖かい目で見守っていただければと思いますー。初めての方は、今日の話を参考にしてもらえればと思いますー。
というわけで今日のLTはまじめな話です。まじめな話しかできない不器用な奴なのですが。

今日は、今日ここにきて感じたことを、周りの人に話してみてほしいな。ってことを言いたくてLTしにきました。それはなぜかというと、きっとそういうアクションを起こすことで、周りが良い方向に変わっていくのかなと。なので、ここにいるみなさんにも今日の感想を伝えるなかで、周りを良くしていこうって意思をもっていただきたいなということで。

最近は、毎日のようにどこかしらで勉強会をやっているような時代で、そういうとこに行くのって楽しいんですよね。それは、例えばiPhoneとかクラウドなんかの最新の技術の話が聞けたり、アジャイルの実践事例が聞けたり、そういうことを体験してみるワークショップもあったりして。この写真なんかワークショップまっただ中の写真なのですが。
それが終わった後の懇親会もまた楽しくて。講演内容の裏話が聞けたり。講演者に質問が出来たり。濃ゆい人と濃ゆいの話で盛り上がったり。
そうやって勉強会・懇親会に何度か通ううちに仲間も出来る。同じ技術を学び合う仲間だったり、成長を志す仲間だったりと知り合えて。エンジニアのつながりが広がっていくんですね。

一方、自分の今いる現場ってどうなんだろうと振り返ってみると・・・技術の話があまり出来なかったり。読まれないドキュメントの大量生産みたいな現場もある。古い開発手法に固執したり、山積するレガシーコードに悩まされたり。多かれ少なかれはあるだろうけど、誰もが現場との格差に思い悩む。
しかし、理想に近い現場もあって。ここに写ってるこしばさん、先ほどは良いお話ありがとうございました。こしばさんなんかは、そういう現場にしていますって話を先日されていました。そうやって理想に近づけようとしている人たちがいるわけで。僕が思うに、そういう会社はコミュニティに関わって来た人たちが作り上げてきたように思える。
実際に変えてる人がいるのだから、僕らだってやって出来ないわけではないと思うのです。それで自分は挑戦を始めました。


まずは勉強会に参加して、例えば「アジャイルなテストの話を聞いてきましたよー」っていうようなことを伝えることから始めた。毎週の報告を社内メーリングリストで送るので、そこに書いていました。それをしばらく続けたら、上司が興味を持ってくれました。それで、いま自社にはこれが必要だ!っていう技術の話をしました。それが受け入れられていま、伝え弘めている最中です。ビジネス上の結果はこれからなのですが。


そんなわけで、いまここにいる皆さんに伝えたいことなのですが・・・ただ勉強会に来て「良い話を聞いた」で終わって欲しくはないのです。まずは一番近い人でいいから、今日のこととか、勉強会に行ったことを話してみて欲しいなと思います。「それで悪いリアクションが帰ってきたら?」ってのはあるかもしれません。それはそのときどうしようかと考えればいいのではないかなと思います。何度も訴えてみるとか、伝えるひとを変えるとか。
いいリアクションを得られてもすぐに現場を変えられるかというとそういうわけでもなくて。アジャイルやりたいといっても、いきなり全て出来るかというと、出来ないことの方が多いと思う。なので一歩ずつ、自分の理解しているところ、いま一番足りてないところ。そこからやっていけばいいと思う。
そして大事なのは成果を出すということだと思います。 例えば、サービスをより早くリリースしてビジネスを有利にしたりとか。 先日のXP祭りの社長パネルというセッションで、技術を使ってどういう価値を提供するのかが大事だよってことを言われていました。現場を変えてどういう価値を提供できるようになったか。僕はまだこれからなのですが、それをここにいる皆さんと、それぞれの現場でやっていければと思います。

そして、世界を変えたいならDevLOVEへお越し下さい。

想い

今回はイベントデビューな人たちが多く来るだろうという話を聞いていたので、その人たちに伝えたいこと。コミュニティデビュー当時の自分に伝えたいことということで、「現場って変えれるんだよ」と言うことを伝えたかったのです。
そして、その原動力はコミュニティから頂いたということを。
昨日のXP祭りでやったLTでは人を巻き込んでいくという内容だったので、この話の続きにくるような内容になります。

いまの自分が持っている体験で話せることってこういうことであるというのと、ストレングスファインダーの強みのなかで「包含」が出ていたからこそ、こういう話をしたかったのかなとも思います。

スライドを作る。

今回のスライドを作るにあたっては、XP祭りで頂いた「プレゼンテーションZen」を大いに参考にさせていただきました。
また、つい一昨日購入した「エバンジェリスト養成講座」からも、心構えといった点を参考にさせていただきました。
それらの本からどういったことを学んだか。具体的にどう生かしているかは、また改めて書きたいと思います。

プレゼンテーションzen

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  • 作者: Garr Reynolds,ガー・レイノルズ,熊谷小百合
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御礼

今回は、@IT自分戦略研究所の編集者 金武さんやDevLOVEのPapandaさん、GLTのkwappaさん、Ohsukeさんなどの働きのおかげで実現されました。楽しい場を作っていただき、また登壇の機会を頂き、本当にありがとうございました!