Create a new world

きっと誰もが新しい世界を作り続けているんだよ。

「ITコミュニティ秋祭り」を今年もやります。

ぜんぜん告知できてなかったので、いまのうちにブログ書いておく。

今週金曜、10/18に東京カルチャーカルチャー様で「高速ITコミュニティ秋祭り」というイベントをやります。一昨年のITコミュニティ夏祭り、昨年のITコミュニティ秋祭りに続く第三弾です。

内容は昨年までの「ITコミュニティってこんなところだよ」というネタではなく、「おれたちのかんがえるさいきょうのITエンジニアキャリア」とでもいうべきものになっております。では、どうしてこのネタになったのでしょうか。

ITコミュニティはもう成熟した

最初の打ち合わせの席でお酒を酌み交わしていながら出てきた話は「ITコミュニティも成熟したよね」という話でした。

IT業界のコミュニティ活動については、ある意味では成熟期に入っていると言えます。
さまざまな分野のコミュニティがしっかりと人に目を向けて活性・循環を始めている感さえあります。
その存在に理解を示しはじめた企業もあり、多くの活動に場所の提供などを行う企業も出てきています。
そんな2013年に、昨年と同じようにコミュニティを知り、触れるだけの場を開催して意味があるのだろうか…
今回のITコミュニティ秋祭りはただ行うだけではなく、その意義について運営メンバーで問いゼロから造り上げました。

要するに、これまでの「コミュニティを知り、触れる場」というこれまでのITコミュニティ祭りはその役割を果たしたという実感を持っていたのです。それと合わせて僕らが「ITコミュニティってこんなところだよ」というネタでは情熱を持てなくなっていたのです。

「自分の道は自分で切り開いてきた」

じゃあなにをやろうか――そんななかで出てきたのは転職話でした。皆コミュニティに関わるなかで転職・転籍といった経験をされています。そのみんなのキャリア話が盛り上がったんですね。「新卒生え抜き」なんていうキャリアとは全く違う世界でした。社会人になる前からも含めて紆余曲折、さまざまな経験を経て今の自分に行き着いたという話ばかりでした。

そんな僕らが共通して言ってたことは「自分の道は自分で切り開いていた」ということでした。直近の転職はコミュニティの人経由だったり、転職エージェント経由だったりしてこれまた人それぞれ。ですが、転職に至るまでのあいだにコミュニティと出会いがありました。もちろん、コミュニティだけでなく日々の仕事やそれ以外の要素も山ほどあるのですが、それらの経験とそこからの直感で自らの道を選びとってきていたのです。

そして、僕らが進んだ先にあったのは「なれる!SE」のようなブラック多重請負オワコンSIの世界でもなく、35歳プログラマ定年とも違うキャリアでありました。学歴・職歴も努力次第でリカバリーでき、十分に未来を感じることのできる幸せな世界でした。

そこで僕らは思ったのです。「こんな世界があることを伝えたい。こんなキャリアだってあることを伝えたい。」ということを。
そして「これがおれたちのガイドラインだ!」というフレーズに象徴される、新たなエンジニアのキャリアを考える、今回のITコミュニティ秋祭りの企画へとなっていったのでした。

全く違うキャリア論。エンジニアの人生とはなにか。

そういうわけで、今回のITコミュニティ秋祭りはエンジニアのキャリアの話となります。
エンジニアのキャリアといっても転職エージェントや転職サイトなどで耳にする「35歳プログラマ定年説」的キャリア論とは全く違う世界が現れてくることでしょう。
うん。「キャリア」なんていう言葉は使いたくないですね。「これが俺たちの生きる道」とでも言いましょうか。
ITコミュニティと出会い、自らの意思で自らの道を歩み始めたエンジニア達。アラサー・アラフォーとなり、自らのキャリアに行き詰まりを感じたが、それを打破していったエンジニア達。そんな僕らが語るエンジニア人生譚。
「これが日本の『情熱プログラマ』だ!」という心意気と人生を、美味しいお酒と共にお楽しみください。

ということで、ITコミュニティ秋祭りは今年もやります。

「これがおれたちのガイドラインだ!! 超↑↑高速ITコミュニティ秋祭り」は、
2013/10/18(金) 東京カルチャーカルチャーにて19:30開演です。
http://tcc.nifty.com/cs/catalog/tcc_schedule/catalog_130910204376_1.htm