「考えるオトナになるためのTOC講座・ふたたび」に行ってきた。
「考えるオトナになるためのTOC講座」に行ってきました。
この企画にくるまで
TOCは今年のデブサミでこしばさんに「TOCいいよ♪岸良先生の本売ってるよ♪」とオススメされて買ってみたのが出会い。全体最適の問題解決入門を読んで「これすげぇ!」と思ったのですが、なかなか実践できずにいました。
全体最適の問題解決入門―「木を見て森も見る」思考プロセスを身につけよう!
- 作者: 岸良裕司,きしらまゆこ
- 出版社/メーカー: ダイヤモンド社
- 発売日: 2008/08/01
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
- 購入: 19人 クリック: 154回
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その後、このTOC講座の企画を知り参加申し込みをするとともに、ゴールドラット博士のザ・ゴール、ザ・ゴール2を読み進めておりました。
- 作者: エリヤフ・ゴールドラット,三本木亮
- 出版社/メーカー: ダイヤモンド社
- 発売日: 2001/05/18
- メディア: ペーパーバック
- 購入: 32人 クリック: 373回
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- 作者: エリヤフ・ゴールドラット,三本木亮
- 出版社/メーカー: ダイヤモンド社
- 発売日: 2002/02/23
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
- 購入: 16人 クリック: 148回
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講演を聞いて。
TOCは子供でも使えるんだ!というのがシンプルな感想。いや、子供のほうが発想力が豊かだから、こちらが思ってもみなかった解決方法を出してくるというのが驚きでした。
そんな子供が学校に通い始めると、知識ばかりを覚えさせられてモノを考えなくなるという。そこでTOCを使って、考えることが出来、責任を持てるようにするようにしましょうというのが、子供のためのTOC(TOCFE)。
実際に子供にクラウドを使わせるときは、クラウドをつくるところまでは一緒にやってあげて、そのあとどうするかは「考えてみてね」というのがミソだそうな。
そうすると子供はしっかり解決策を考えてくる。それも大人以上の。
TOCFEはこれから日本に入ってくるようで、時期は8月。教えられる人を育てていこうという観点で進めていかれるようです。
質疑応答を聞いていて。
「理屈だろ!と言われるのは、実践的でないから」という言葉は衝撃でした。わかりやすく実践的ならば「理屈だろ!」なんていわれることがないそうで。もしそういう風に言われたら、1時間本気で考えてロジックの穴を埋めなさいと言われなるほどと。これは僕らに対しての岸良先生からのエールなのかな。
また、手段にフォーカスするのではなく、要望に本気でとりくんでいくといったところはアジャイルに通じるところもあるなと。手段にフォーカスしてシステムをわかりにくくしてるなんてこと、どこでもありそう。。。
あと、問題を複雑だと思って分解してしまうと、本質が見えなくなり部分最適が進んで、結局うまくいかなくなると。これも肝に命じておかなければ。
まとめ
今日の岸良先生の話を聞いていて、またアジャイルやらいろいろ勉強してて思うのが、どれも本来あるべき方法をやろうとしているのかなということで。
TOCの考え方の原理原則にしたがっていたり、アジャイルも本来こうあるべきっていう方法だし、7つの習慣なんかも同じなのかなぁと。
そこまで見ると、なんか新しいパラダイムが来ているのかなぁとも思ったりします。
それはそれとして、クラウドあたりはそれほど難しくなく出来るのかなと感じているので、挑戦してみようと思います。
おまけ
終了後、岸良先生にサインをいただきました。岸良先生の本をもっていきそびれたので、ゴールドラット博士のザ・ゴール2に♪