Create a new world

きっと誰もが新しい世界を作り続けているんだよ。

QConでもらったLearning Patternsを読んだ。

4/12のQConTokyoでもらった井庭崇先生 @takashiiba の学習パターンを読んでみました。

(学習パターンについてはこちら↓)
ラーニング・パターン (Learning Patterns)

(セッション資料はこちら↓)

読んでみた感想は、「いいものを作ってくれてありがとうございます!」という気持ちになれました。
パタン・ランゲージ自体、いままで暗黙的に使っていたものを、形式知にするといった効果がありますが、この学習パターンも例にもれず、「あ、これ使ってた!」という気付きを得ることが出来たり、「こんなパターンあるんだ!使ってみたい!」という感じで新しい考え方を知ることもできて、とても良いものであるという思いを持ちました。

普段このパターンを使う場合、一つだけ適用するということはあまり無く、複数のパターンを組み合わせて使うことのほうが多く、また組み合わせたほうが効果も大きいのではないかなと思います。
例えば、自分が学生時代に英語の授業を履修していたとき、週3コマの授業を受けていて、ほぼ毎日宿題と格闘していたという時期がありました。その頃は授業で、リスニング・スピーキング・リーディング・ライティングと全部やっていたりしていたのですが、そのおかげか、その時期だけ英語でインプットしたものを、頭の中で日本語に変換することなくそのまま英語で考えてアウトプットするということが、なんとなくではありますが、出来ていました。(今はとてもじゃないですが無理です。。。)
学習パターンを読んで、この時期は「言語のシャワー」・「量は質を生む」・「体で覚える」・「アウトプットから始まる学び」を組み合わせて使っていたのかなぁと、再認識することができました。

また、いくつかのパターンを組み合わせてつかうというよりも、何らかのアクションを起こすこと自体が、すでに複数のパターンを使っているということもあるのかなと思います。
例えば、勉強会やイベントにいくことがそうで、学習パターンにあてはめるなら、「フィールドに飛び込む」「偶有的な出会い」「フロンティアンテナ」「学びの共同体をつくる」といったパターンを使っているという具合にです。

そんな風に「あ、これやってる!これやった!」というものもあれば、「まだこれやってないな」「この領域にまで達していないなぁ」と思うものもありました。
「突き抜ける」「魅せる力」「セルフプロデュース」といったあたりはまさにそうで、勉強会で講演したりするような人々は、こういったパターンを使ってきたのかなと思ったりもしました。

勉強会に参加するだけでなく、LTで話したりするネタを作るためにも、将来セッション持ったりできるようになるためにも、この3つのパターンはちょっと意識してみようかという形で、一つ新たな視点を得ることが出来たかなと思いました。